気楽に楽しく腕時計。

腕時計好きのブログです。

フランク・ミュラー:マスターバンカー

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フランク・ミュラー:マスターバンカー Ref.2852



私がとても好きな時計の一つです。



何がいいって、




もうこの見た目です。見た目。




フランク・ミュラーはある意味軟派で、新興ラグジュアリーな時計ブランドとして一斉を風靡しました。
壊れやすいとか様々な批判がある中で、高い支持を得たのは、何よりもそのデザインでしょう。


傷つきやすく壊れやすいブレスレットですが、それもまた一つの個性としてキラキラ輝いて光を放つのが素晴らしい。
何よりもトノウカーヴェックスの形状がなんとも言えない丸みを帯びていまして、その艶かしい美しさと文字盤の美しさが無上の対比を成していることです。
サファイアクリスタルの風防が曲線ラインを描き、トノウケースの形状と一体感を為しているのは本当に美しいと思います。


加えてマスターバンカーの機能です。
時計の中に時計があり、同時に3タイムゾーンを表示するGMT機能を有していますが、こんなアイデアフランク・ミュラーさん以外に思いつくはずがありません。
通常はRef.5850のサイズが人気ですが、私はあえて初期モデルのRef.2852に狙いを定めました。腕に程よいサイズ感に惹かれたんですね。
腕の大きい方にはRef.6850をお勧めしますが、通常の日本人男性のサイズなら5850、あるいはこの2852がベストかと思います。



フランク・ミュラーはブレスの脆弱性に問題があり、突然壊れることがあります。
腕時計初心者はフランク・ミュラーのブレスレットモデルに手を出すのはやめたほうがよいかなぁと思います。カサブランカでもブレスレットは傷つきやすいです。
私個人がこれからフランクを買うなら、カサブランカの革ベルトモデル、とりわけサーモンピンク文字盤か白文字盤がほしいですね。










ロレックス:デイトジャスト Ref.116200

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いつもありがとうございます。
さて今回はいきなり2回目の記事でロレックス です。ロレックスのデイトジャストを選んでみました。


なぜデイトジャストなのか。


それはデイトジャストがロレックスの入門にとても良いと思うからなんですね。
ロレックスの時計が買いたいと思った人が最初に選ぶべきは、予算の問題もあるでしょうけど、エクスプローラーI、もしくはデイトジャストを選んでほしいです。汎用性が高く(文字盤の色にもよりますが)、フォーマルでもカジュアルでも全然いけると思います。予算があればロレックスはサブマリーナに行きたいところですが、いきなりサブマリーナというのも難しい方はやはりエクスプローラーI かデイトジャストあたりから入ると良いでしょう。


まずサイズの問題がありまして、大きく分けると旧タイプの36mm径サイズ、そして現行の41mmサイズとがあります。


旧タイプの36mmサイズはRef.116200やRef.116234等ですが、冒頭画像が主に36mmサイズになります。
実は私は結構、このサイズが好きです。
ただし買う前に是非店頭で、両サイズのデイトジャストをきちんと見比べた方が良いです。
現代の大きな時計に見慣れていると、36mmのロレックスはやや小さく感じられるかもしれないんですね。


ところが、日本人の腕というのはそんなに太いものでもありません。筋骨隆々でたくましい方なら話はまた別ですが、あまり大きいとファッションアイテムとして全体から飛び出してしまいます。ブライトリングのクロノマットはケース径が44mmでとてもカッコいい時計ですが、私などにはやはり大きすぎて時計ばかりが前に出てしまうような気がしています。


ですから自分の身体に相応しい腕時計を選ぶというのはとても重要なことだと思うんですね。スポーティなキャラクターでカジュアル、またフォーマルを少し崩したくらいの方に大きめな時計、例えばパネライとかはすごく映えます。
ただ腕の細いフォーマル系、またコンサバな感じの方に少し小ぶりの36mmサイズというのは、汎用性も高く、有効な選択肢である気がします。


そこを行くと旧タイプのデイトジャストは多くの日本人によく似合う時計ではないかと。
ステンレススティールで中古品なら最安値で50万〜60万円程度で買うことが可能です。少し頑張れば庶民でも手が届くロレックスなんですね。


加えてロレックス・デイトジャストは文字盤のヴァリエーションがとても豊富です。黒文字盤、白文字盤、ブラックツートン、シルバー、花柄、サンビーム、コンピュータ、グレー、シャンパンゴールド……店頭で手に取ると目移りするくらい豊富なデザインが揃っています。さらにインデックスをバーインデックス、ローマンインデックス、アラビアインデックス、ダイヤモンドインデックス等を含めますと、さまざまなキャラクターを選ぶこともできます。
個人的にはブラックを基調とすると、オンでもオフでも冠婚葬祭でもどこでも使える時計になるかと思います。


ロレックスの時計は値崩れしないことから、資産価値が高いと言われています。したがって人気モデルは最近値段がうなぎ上りに上がり続けていますが、このデイトジャストはロレックス入門として人気がありながら、比較的求めやすい価格に落ち着いている印象があります。


エクスプローラーI はロレックスの中でも「スポーツモデル」なのに対して、デイトジャストはどちらかというと「ドレスモデル」にあたります。ただデイトジャストも文字盤の選び方で十分にスポーティにもドレッシーにも使えるでしょう。
またエクスプローラーIはスポーツモデルでありながら、多くのビジネスマンがスーツに合わせていることはよくご存知かと思います。どちらもスーツによく似合う時計です。


安価なロレックスといえど侮ることなかれ、一度身につけると、文字盤の仕上げの美しさにきっと見惚れると思います。ケースの形状も引き締まり、贅肉が削がれて、文字盤には仕上げの美しさも十分感じられるでしょう。こればかりは店頭で実物を見ないとわかりません。


ロレックスが似合う男性というのは、何もギラギラしたものを身につけるのではなく、こういうデイトジャストとかをさらりとつけて、自然体に着こなせる人の方がさりげなくてとてもカッコいいんじゃないかなぁと私は思っています。









オリス:ビッグクラウン・ポインターデイト。

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みなさん、こんにちは。
腕時計好きなことから、ファッションアイテムの一つとして腕時計についていろいろ語ってみようかなぁと思います。



さて第1回は………
オリス・ビッグクラウンポインターデイト!!!



まずオリスという時計ブランドの立ち位置です。
比較的安価であり、汎用ムーブメントのセリタ等を使い、けれどしっかりした時計を出す好意的なブランドという印象があります。
私が時計を好きになって初期に安く手に入れたかったものの一つです。
定価で買っても10万円前後、中古なら10万円を割ります。もちろん決して安い買い物ではありませんけど、他の高級ブランドに比べればコスパは良いと思います。



コインエッジベゼルと言って、周りにコインのギザギザ状の模様が付きます。そしてビッグクラウンというのは竜頭が大きいことを表していまして、時間合わせ等の操作がしやすいんですね。そしてこの値段で日付表示がポインターデイトというのもいいです。裏はバックスケルトンになっていて機械の動きも見られます。中身は汎用ムーブメントのセリタなんですが、それでもファンの痒いところにきちんと手が届く時計に仕上がっていると思います。



オリスというブランドは、腕時計初期のファン、また「そんな高いのは買えない!」という人たちのために、安く高級時計を提供する良心的なブランドという印象があります。
デザイン的には……好みも別れる印象もありますが、文字盤の華やかさと伝統的なケースの形状も相俟って、値段的に良い時計という感じがあります。



オリスの価格帯のブランドですと、例えばハミルトン、ティソ、ルイ・エラール、フレデリック・コンスタント、クロード・メイラン等があります。
若い20代ならぜひハミルトンをお勧めしたいです。またドレッシーなモデルならぜひティソ、そしてフレデリック・コンスタントのハートビートなどをお勧めしたいです。
そこを行くと若干オリスは……立場が弱い……どちらかといえばどの世代にも通じる普遍的なスタイルで(若干オヤジ臭いところありますが)、長くシンプルに使いたいとすれば、オリスはベターな選択肢かと思います。


腕時計初心者が最初に入る時計として
オリス
ハミルトン
ティソ
の三つはやはり鉄板かなと。
その上で、自分のファッションスタイルにあったモデルをいろいろ選んでみると楽しいかもしれませんね。その意味ではオリスは一つのスタンダードになり得る、窓口の広い時計という印象があります。